さとうさんのキロク

生活と雑記と時々ネコ

【雑記】私がタバコをやめるためにやった○○・・・いや、タバコで腹がたったこと。

私はもともと喫煙する側の人間でした。
喫煙し始めたのが・・・1998年くらいだろうか?もう少し前だったか。


photo credit: sporks5000 via photopin cc

吸い始めたキッカケは軽いもの

別に学生の頃からとかそういうわけではなく普通に社会人になってから始めた。その頃の友人宅でまあ試しという感じで始めたのだけど、はじめは不味かった。会社の人間がほぼ喫煙者だったのも影響があると思う。吸っていたのは王道?の「マイルドセブン」の何かだったような気もする。あまり覚えていない。そして、やめる最後に吸っていたのは「マールボロ・ウルトラ・ライト・メンソール」だと思う。

そして禁煙を考え始めた

それからずーっと吸っていて2005年くらいからようやくにしてなんとなくではあるものの「タバコってよくないんじゃね?」なんて思い始めた。というか、いろいろ病気なんかもあったりして吸った後の気だるさやお金的にも良くないなあと思って、禁煙を考え始めた。しかし、あくまで考え始めただけで、実行に移すのがそもそも大変で数時間我慢するともうイライラが結構来てて心にも良くなかった。以前、鬱に合わせてやめちゃえよみたいなのを書いたけど、アレは勢いだったんでもちろん簡単ではなかった。実際は鬱は関係なかったのかもしれないが、結局のところ意志の問題だから、すぐ心は折れるし何度も何度も喫煙してしまっていた。

非喫煙者に伝えるタバコを吸いたい気持ち

非喫煙者の友人知人にはまあ喫煙するということで、いろいろ迷惑もかけたが、ちょいちょい聞かれるのが「吸いたくなる気持ちってどんな感じ?」というもので・・・自分はタバコの他にコーヒーもよく飲むのだけど、その知人もコーヒーが好きだったので、「コーヒーが全く飲めない状態の時のイラツキみたいなもんだよ」って答えた。これが正しいとはあまり思えないけど、非喫煙者にタバコの吸いたい衝動を伝えるには、大好きな何かの食べ物を食べることが許されない状況に似てるとしか言いようが無い。無茶な食事我慢的ダイエットみたいなものが近いと思う。(あくまで自分の場合だけど)

吸いたいとき体の状況は全然関係ない

自分は喫煙者だったから言えるけど、タバコ吸う奴はまあ馬鹿だと思う。頭痛くても吸うし、喉が痛くても吸う。体がどんなにだるくても吸うときは吸うし、朝起きてからの1本を吸った時のクラクラ感もたまらなかった。だから馬鹿だ。飲み会の時はいつもは吸わない量をパカパカ吸うし、自分の場合はコーヒーとタバコのコンビが絶妙だった。電子タバコを試したことがあるけれど、喉に引っかかる快感は得られないので、やっぱり本物のタバコが良いと思っていた。まあ今思い出すと、吐き気がするが。。

吸える場所が年々限られてきた

自分が良くタバコを吸っていた場所は最終的にドトールが多かった。スターバックなんてとんでもないって思っていた。スタバのコーヒーはとても美味しいのにね。次に多かったのはエクセルシオールだろうか。ベローチェは・・・喫煙者だったくせに、喫煙フロアがマジ煙臭くて行きたくなかった。ワガママですねえ。会社のビルも年々喫煙者を排除する動きが出てきて、2005以降はそりゃもう喫煙者の場所を奪う動きが活発だった。今は結構もう吸える場所が限られている。昔は田舎の電車では車両内でも吸えたけど灰皿撤去されたし、駅ホームでももう吸えないし、新幹線も吸えない。(喫煙ルームってのがいつの間にか出来たのか。。)駅周辺の灰皿もだいぶ無くなった。今後もどんどん吸える場所が減っていって、厳しい扱いを喫煙者は受けてしまうのだろう。

最終的にやめたときの方法

一言で言うと、寝ること。眠り続けることってとても難しいのだけど、自分はとにかく寝た。一番しんどいあたりの2日目3日目4日目に結構寝まくった。寝ている間に、吸いたい衝動をまったく感じることなく乗り越えるしかなかった。あとは、飲み会には行かない。喫煙所がある場所を避けた。食後の満腹感がアレなので少食にして油物を減らした。仕事が忙しい時はものすごく難しいので、意思が弱い人は絶対やめれないと思う。私は紙のような意志の弱さと薄さを誇る自信があったのだけど、あくまで自分の話。しかし、超意志が強い人は平気な顔でやめたりもする。自分から見ればテストで良い点とっている人が「俺全然勉強してないよ」って言うのに似てるくらい腹立たしかった(笑)。また、医者を頼る方法というのもあったのだけれど、結構な量を長い期間吸っていないと保険対象にならないとかで、自分は喫煙期間がそんなに長くなく1日1箱程度だったために医療による対処が出来なかった。

今の自分は結構嫌煙家かも

そんなこんなで苦労を乗り越えて既にやめて3年くらいになるけれど、今はかなりの嫌煙家かもしれない。会社内で喫煙者が喫煙休憩から戻ってきた時の臭いと言ったら不快極まりない。吸いたい衝動は痛い程わかるし気持ちもわからんでもないが、もう今は不快でしか無い。気持ちはわかってもだ。まあでも、しかるべき場所で静かに吸うぶんには全く異論はない。好きなだけ納税してくれればいいと思う。今喫煙者に許せんのは何においても歩きタバコただ一つ。もちろん自分も喫煙していた時、あまりなかったけどちょっとは歩きタバコをしたことはある。しかし、元々他人の煙は嫌いというワガママぶりだったので、歩きタバコする際も一応背後に気をつけていた。歩きタバコだけは害悪でしか無い。人が多いところだとタバコがぶつかる危険も非常に高い上に周囲だけでなく結構離れた背後の歩行者にまで煙がぶつかる。本当にこれだけは勘弁してほしい。吸うなとは言わないのでせめて携帯灰皿もって立ち止まってください。

タバコをやめて良かったこと

やめた人たちと話すと人によるのだけど、食事がまず美味しい。水が美味しい。米が美味しい。喫煙していた時の比ではない。禁煙席が非常に快適。最近様々な店や建物で思うのだけれど、喫煙席の冷遇さがはっきり分かるほど、禁煙席がすばらしい。喫煙所を探す不安なども全くない。席は広いしテーブルも綺麗。スタバのコーヒーが美味い。とは言えこれらを徐々に実感するのにはやめて1ヶ月くらいかかる。寝覚めも良くなった気がする。胃腸の調子も良くなった。私は胃が弱かったので吐き気が多かったのだけど、現在はほぼ無くなった。お金はまあ。。。その分美味しいお菓子とかに使うようになったのでそーんなに節約にはなっていない。おかげでちょっぴり太ったけど。

まとめ

「私がタバコをやめるためにした5個の方法」とか考えたけど、そんなに項目がなかった。とりあえず、意思が弱いなら寝る時間を長めにすればいいと思う。有給休暇使って寝まくるべき。他に禁煙セラピーって本も読んだけど、読んだ当時は絶賛やめる気そんなに無いまっただ中だったので、良さがわからなかったけれど、今は「あーたしかになぁ」とは思います。とはいえ今後も吸いたい人は吸えばいいと思うので、非喫煙者に迷惑をかけないようにハジの方で吸ってください。煙を非喫煙者にぶつけているだけで迷惑に感じる人が多いことに気づいて欲しいです。もし煙が全く出なく、吸殻も出ないタバコというのがあるのであれば(電子タバコではない)・・・どこでもいいのだけれど。

自分が言いたいことは

  • タバコをやめるには、とりあえず寝まくればいい。
  • タバコ吸うのは止めない。しかるべき所で吸ってください。
  • でも歩きタバコだけはやめて。頼むからやめて。吸わない人に迷惑だから。


以上、最近帰宅途中、進行方向同じ路地で歩きタバコしてるリーマンに腹が立って思いを吐露致しました。

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