さとうさんのキロク

生活と雑記と時々ネコ

【仕事】悩む時間と質問するタイミング

IT関係の仕事をするようになって10数年経ったのだけれど、今までの経験で上司や同僚に質問するタイミングや聞かずに調べてしまう間隔をある程度決めている。

技術的な内容で悩む時間は大体1時間〜2時間

新しい仕事や案件を調査や設計する際、経験したことのない内容や技術がある場合がそれなりにある。この時、同様の技術や似たような案件を体験したことがある同僚がいなかったり知らない場合は基本はGoogle先生にひとまず問いかけてみる。インターネットは多くの情報があるけれど説明が中途半端だったり、嘘情報もある。その中で幾つかピックアップし情報の真偽を整えた上で、目標の情報に向かっていくわけだけれど、結論としてまとめて先に進むのは大体1時間〜2時間以内にする。これ以上時間をかけてしまうとこの他にもやらなければならない設計や調査に支障が出てくるため2時間以上時間をかけても結論に至れないと判断できる場合は、一旦保留にする。

内容によっては即聞くことも重要

なんでも、1時間〜2時間悩めばいいってものではない。よく聞く言葉で「そんなこと聞いてくれればすぐ教えたのに…」なんて言われることもある。これを言われないようにするために、何らかの問題にぶつかった場合は、ひとまず軽く同僚や上司に聞いてみる。ただ聞き方が結構重要で、「◯◯のことを教えてください!」のような聞き方ではダメ。1から10までいきなり聞いてしまおうって空気を出してはいけない。
こういう聞き方をしてしまうから情報を引き出すヒントも教えてもらえなかったりする。聞く前に5分10分さらっとは調べて、その後に上司や同僚に「◯◯について、誰か知っているでしょうか」のように直接的ではなく間接的な聞き方をまずする。これの返答次第で1時間〜2時間悩むべき項目か直接知っている人にさっさと聞くべきか判定をする。
例えば「◯◯のことなら、△さんが経験したことあるよ。」や「あー◯◯のことなら知ってるよ。何が分からないの?」の場合は聞いてしまった方がいい。そこで5分10分調べた内容が生きてくる。まったく調べもしないで聞かれた時は大体相手は不快に思うので、ここで「◯◯は□□ってことはわかるんですが…」など自分の知ってる範囲の情報を先にさらけ出して全回答ではなく3割〜5割近くの情報を引き出すつもりで、聞いてみるといい。5割もわかればあとは自分でまとめるには十分な情報量となり、Google先生に問い合わせるワードにも余裕がかなり生まれる。

何事もほどほどに

聞き過ぎるのも、調べすぎるのも良くないこの微妙な間隔(感覚)は人それぞれかもしれないし会社の文化にもよって左右されることもある。30分調べて質問する場合もあるし、1時間悩んだら保留にして先に進んだりという場合もある。それは場所によっての感覚で変えていけばイイと思う。仕事のスケジュールによって、状況は変わるので調整する必要はある。とは言え2時間以上悩むようなことは避けた方がいいと思う。



…ここまで書いて思ったけど、やっぱり進むも諦めるも1つの決断力の要求なんだなーとは思った。迷いと甘え、意地とメンツ。この境界線を上手く渡れるかどうかで仕事ができる、出来ない。好かれる嫌われるが決まってくる気もしないでもない。