さとうさんのキロク

生活と雑記と時々ネコ

【仕事】社員の個人携帯でサイトやアプリの検証をさせるIT企業

ある偉い人「社員の個人携帯を使ってアプリの検証をさせる。コスト削減、維持費ゼロ。サービス残業させて実装し、リリースした暁には、沢山の一般ユーザから小銭を巻き上げ、売上達成!目標達成!完璧なヴィジネスだ!株主(すなわち社長とその他特定の人)大喜び!」
これは私が勝手に実際見て聞いて知り得た内容を咀嚼してそれっぽくしてるだけなので、こんなことは誰も言ってませんが・・・・つまりはこういうことでしょ?って思いました。

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photo credit: blakespot via photopin cc


あー先に言うと私の勤めている会社ではありません。ある近しい会社のお話です。うちの会社はひと通りのスマートフォンを会社が所有しています。バージョン別に。ですので、同じ端末が複数あったりもします。


話は戻りますが、そこの近しい会社の社員は自分の、個人所有のスマホをテストのために何度も初期化しては検証しています。自分のですよ?個人所有の電話帳入りのスマホです。会社も異常ですが、社員も異常です。社畜として十分に訓練されています。ま、自分の務めている会社ではないので私からは何も言えないのですが、その様子を見たり聞いたりした感じ本当に異常です。IT系企業で開発業務もするのに、PCなども数年前のモデルを使い、モニターも17インチです。(ここはまあ企業によっては未だこれくらいのところも多いのかもしれませんが、、)


この近しい会社はそれなりに大きい会社です。多分。。。


ここの会社の社長は、いつもいつもありがたい言葉を残しています。「社員は大切だ!」「皆で一緒に幸せに稼ぎましょう!」など。すごくたくさんの言葉を残しているのですが、詳しく書くと特定されちゃうので、それ以上は書きませんが見事な理想論と精神論をかざしています。社員を大切にすると言っておきながら社員の個人所有物を使い仕事している。多分その社員たちの上司も腐っているので、社長に伝わらないのか。社長が知っていたとするなら検証用の端末の費用そのものも無駄な経費と考えているから、買わないのか。。そこはわかりませんが、なんにしろそこの経営者は社員に”甘えています”。社員がよく訓練されてしまっているがゆえ、社員自身も「これでいいんだ、私尽くしている!目標必達目指して!」なんて考えているのかもしれません。


この会社は零細、小企業ではありません。いろいろな情報を見る限り預金はしこたま持ってるハズです。とはいえ零細企業が経営者や社員が初期化はしないにしても自身のケータイを使って検証ってのはよくあるでしょう。また、零細中小企業でも会社で購入するなら幾つか曰くつきな端末をピックアップし会社として用意して検証すると思います。しかしこの近しい会社は・・・買いません。用意しません。用意しても僅かな端末数です。


経費節減と彼らは声高に称している中、経営者らは飲み歩き、一般社員は自腹で買った端末を自腹のパケット定額制サービスで検証し、あるいは自腹のアカウントを利用し有料サービスに登録したりします。しかし、こういう会社の経営者は自腹を切って何かをするということはまずしません。当たり前ですが会社の費用から出します。または、徹底してお金を出しません。社員は会社の経費を使えないから自腹で色々して、新サービスを体験し、企画を考えたり実装したりするんですが。。。


手弁当って言葉があります。

て‐べんとう〔‐ベンタウ〕【手弁当】
1 自分で弁当を用意して持っていくこと。また、その弁当。
2 自費で、あることのために働くこと。「―で選挙の応援をする」
提供元:「デジタル大辞泉」

2番の方ですね。これができるのって、よっぽど仕事が楽しくないと出来ないと思います。とてもハイな状況でないと出来ないと思います。会社も上司も仲間も皆好き!そんな状況じゃないと出来ないと思います。その近しい会社からそれを私は感じることが出来ません。


絶対に自腹を切らない経営者。自腹を切る社員。経営者としてはお金が出て行かず数字的には素晴らしいのでしょうが、人間的な信用や信頼、会社に対する想いなどは社員の心から毎日漏れ出しています。会社が社員から見て生活するためのATMでしかなくなっていくということを経営者は気づかないのでしょうか。。。尽くしたいと思える仕事環境は不要なのでしょうか。まだまだ、こう思う自分も甘いのかな・・とか考えたりします。

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